矯正中の禁忌 Concept - 歯列矯正に伴う制限について

矯正中の禁忌 矯正中の禁忌

矯正治療をおこなうにあたって、日常生活などの制限について不安に思われる方もいらっしゃいます。ここでは矯正中の禁忌事項についてご説明いたします。

Q.

矯正中の禁忌事項は?

A.

主にご注意いただきたいことやよくご質問をいただく内容をご説明いたします。

虫歯・歯周病に関して

虫歯・歯周病に関して

矯正中の虫歯

矯正治療中に虫歯ができてしまった場合、治療が必要になります。虫歯によって矯正治療を一時的に中断せざるを得ない場合には、治療期間が延びてしまう可能性も。せっかく歯並びを綺麗にしようと歯列矯正をこなっても、虫歯がたくさんできてしまうと後悔する治療結果になってしまいます。矯正治療中は虫歯にならないよう、丁寧に歯磨きなどのケアをおこなってください。

歯周病と矯正治療

歯周病の場合でも歯列矯正をおこなうことが可能です。ただし、重度の歯周病の場合にはまず歯周病治療を受けていただき、歯を支える骨を増やす「再生療法」などが必要になるケースも。また、歯周病治療後も歯周病の管理を継続しながら矯正治療をおこないます。

ご予約・通院に関して

ご予約・通院に関して

治療を計画通り進めるためには、予定通りご来院いただくことが重要です。無断キャンセルや度重なる予約日の変更、来院時間に遅刻することなどが続くと治療期間が延びてしまう可能性があります。万が一、ご都合が悪い場合には事前にご連絡いただき予約日を変更していただくようにお願いいたします。

食事について

食事について

粘着性の高いものや硬い食材は、矯正装置が外れたり、壊れる原因となりますのでご注意ください。また、ケースによっては矯正装置にゴムをかける場合がありますが、カレーを食べるとゴムが変色してしまうため、控えていただくか受診日の前日に食べていただくことをおすすめします。

スポーツと歯列矯正

スポーツと歯列矯正

基本的には、スポーツをされる方も歯列矯正をおこなっていただくことが可能ですが、ボクシングやアメリカンフットボールなどの激しいスポーツはマウスガードの着用が義務化されているため、一度ご相談ください。ワイヤー矯正でマウスガードを使用しない場合、装置が外れたりお口を傷つけてしまう可能性がありますが、マウスピース矯正の場合、装置が外れてしまう心配や矯正装置でお口を傷つけてしまう心配もありません。

妊娠中の矯正治療

妊娠中の矯正治療

妊娠中でも歯列矯正をおこなっていただくことは可能ですが、痛み止めや抗生剤などの服薬は控えていただいた方が安心です。また、レントゲン撮影に関しましても、急を要することがなければ出産後に撮影させていただきます。妊娠中は「妊娠性歯肉炎」という歯肉炎があるほど、女性ホルモンの影響によって歯茎に炎症が起こりやすくなるため、歯磨きなどのケアを丁寧におこなっていただく必要があります。

Q.

マウスピース矯正で
注意することは?

A.

マウスピース矯正の場合、装置を自由に取り外すことができる反面、装着時間が短いと治療が予定通りに進まないことがあります。そのため、装置の装着時間を守っていただくことが重要です。他にも、以下のようなことにご注意ください。

  • チューイーでしっかり装着する
  • 装着したまま飲食しない(水は可能)
  • 装置を紛失しないようにする
  • お湯で洗浄しない
Q.

ワイヤー矯正で
注意することは?

A.

ワイヤー矯正はマウスピース矯正のように取り外しができない固定式の矯正装置です。そのため、矯正装置のまわりをしっかりと歯磨きしていただき、虫歯から予防していただくことが重要です。ご自身のケアを丁寧におこなっていただいたうえで、定期的にご来院いただき歯のクリーニングをおこないます。また、装置が外れる可能性が高い食品は控えていただくようにご注意ください。

歯列矯正を成功させるために

歯列矯正を成功させるために

歯列矯正を成功させるためには、患者様の協力が不可欠です。注意事項を守っていただくことで、治療期間を短縮したり、より良い治療結果へと導くことができます。スタッフ一同、しっかりサポートいたしますので矯正後の美しい歯並びを目指して、一緒に取り組んでいきましょう。

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